常識と物差し。無自覚の幻想。そして、自分らしさとは。
Substackを始めて数週間。
同じようなDMを2回もらった。
「しがないさんは何を考えているんですか?」
「しがないさんみたいな記事を書きたいんです」
「どうすれば、自分の思いを人に伝えられますか?」
正直、意味がわからなかった。
なんで僕に聞くんだ。
インフルエンサーじゃない。マーケターでもない。ただの素人に。
でも、何度か読み返して、
この人たちが本当に聞きたかったのはこれなんだと思った。
「自分らしさの、見つけ方」
先に言っておく。
答えなんか、たぶんはない。
それでも、自分なりに力になりたいと思ったので書いてみようと思う。
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常識と物差し
「それは普通じゃない」「常識的に考えて」「世間ではこうだ」
僕らはこういう言葉を、息を吐くように使う。
そして、使われる。
常識という名の物差しで、空気を読み、良い悪いを決め、人を裁く。
便利だ。
そして、早い。
さらに、考えなくていい。
ただし、常識というその物差し、誰が作ったのか考えたことはあるか?
そう、僕らはずっと、出どころ不明の定規で世界を測ってきたのだ。
社長と部長と社員とパワハラ
会議室で社長が怒鳴っている。
「部長なんだからそのくらい考えて提案をもってこいよ!ちゃんと準備しろよ!」
周りにいる社員は萎縮している。下を向いている。声も出ない。
完全にアウトである。世間的には一発レッドカードだ。
パワハラ認定、即炎上、コンプライアンス案件。
内部通報確定である。
でも、ちょっと待ってほしい。
社長:(心の声)
「こいつをここで甘やかしたら、これ以上成長できなくなる。
中途半端な優しさは悪だ。心を鬼にして、伝えなければ、、、」
部長の未来を思っての発言だったらどうか?
いや、関係ない。
社員からすれば、ただのパワハラである。
怖い。それが全てだ。
パワハラを正当化するつもりは一切ない。これは本気で言っている。
でも、聞きたいことがある。
あなたは今、どんな人だと思った?
大半が「最悪な社長だ」だろう。
では、再度あなたに聞く、
その「最悪」はどんな物差しで測った?
パワハラという常識じゃないか?
それは何だ?
誰が教えた。
妻と夫と育児とシッター
妻は家を守る。夫は外で稼ぐ。
現代でこれを言ったら、即炎上である。
「いつの時代だ」「女性差別だ」と
でも、20年前はこれが常識だった。
時代が変えたのか?それとも勇気ある誰かが声を上げて変えたのか?
それはわからない。
書店に行けば「うまくいく家族のかたち」みたいな本が山ほど積んである。
話し合いで決めましょう、と書いてある。
喧嘩が起きれば、夫婦で話し合い、認識をすり合わせる。
その「すり合わせた結果」が、育児も家事も全部シッターに任せ共働きをするという結論に至ったらどうだ。
夫婦は二人とも仕事に全振り。経済的不安の解消されるだろう。
そう、教科書通り、話し合いで決めたのだ。
合理的解決だ。
では、世の中はなんと言うだろう。
きっとこういう「愛情のない親だ」と。
その「愛情」はどんな物差しで測った?
家族という常識じゃないか?
それは何だ?
誰が教えた。
都会と自然、金と時間
金で救えるものがある。
時間でしか満たされない経験もある。
勢いと可能性と欲が都会にはある。
不変と原点と静けさが自然にはある。
どっちが正しいとかじゃない。「両方ある」というだけだ。
無限の選択肢の中で、あなたは何を選ぶのか。
仕事に生きがいを見出すサラリーマンか。世界を変えようとする変革者か。家族とつながりを何より大切にする尊い人か。
どれでもいい。選択はあなたの自由だ。
でも、ここで一つおかしなことが起きる。
どれを選んでも、満たされない人がいる。
都会にいれば自然が恋しく、自然にいれば刺激が恋しい。金があれば時間がなく、時間があれば金がない。
その「満たされない」は、どんな物差しで測った?
理想という、常識の物差しじゃないか?
それは何だ?
誰が教えた。
常識と物差しと選択
「自分を見つけたい」「本当の自分を知りたい」「私は何者なのか」
正直に言う。
その答えは、たぶんない。
なぜなら、あなたは「なにが正しいのか」という物差しで、自分を測っているからだ。
その物差しは、親がくれたものかもしれない。
学校かもしれない。AIかもしれないし。
タイムラインに流れてきた誰かの正論かもしれない。
それらで形成された常識の集合体が今のあなただからだ。
「なにが正しいのか」という常識の物差しで自分を測っても、
「自分らしさ」が生まれるわけないのだ。
ただ、一つだけ言えることがある。
「フォローされたい」「読まれたい」「購読された」「格付けに乗りたい」と思った瞬間。
その瞬間に、こう聞いてみてほしい。
その「感情」は、どんな物差しで測った?
常識の物差しじゃないか?と
そして、常識という物差しと
自分の感情が一致しない瞬間
それが「あなたらしさ」だと思う。
その直感を信じて、選択できるかだ。
こいつはなにを言ってるんだと思っている人。
その地点で、あなたは「常識の物差し」と「無自覚の幻想」に振り回されている。





しがないさんへ。
答えはない。けれど、力になりたいから書く。
そういうとこです、しがないさん!
他者貢献が半端ない姿勢。その背中を見てると何かせずにはいられなくなる。
そんな気持ちになります。まさに背中で語る、ですね✨
…からの本文の絵がw
めちゃくちゃパンチきいてますね!こってりした少年漫画みたいでおもしろかったですw
というわけで、私らしさを探しに行ってきます!
いつも素敵な記事ありがとうございます✨